カウンセリングを重視した診療
皆さまは、歯科治療において何を一番大切にされますか?
「痛みがなくなること」「きれいに治ること」「長持ちすること」…
これらすべてが大切であることは言うまでもありません。
しかし、その根底にあるべきは、「医師と患者さまとの間に築かれる信頼関係」だと、私たちは考えます。
私たちが考える最良の歯科医療とは、「治療技術の高さ」と「患者さまの心に寄り添う姿勢」が両輪となって初めて成り立つものです。
当院では、この信頼関係を築くための土台として、「カウンセリングを重視した診療」を徹底しています。
「自分の話をきちんと聞いてくれるだろうか?」
「一方的に治療を決められてしまわないだろうか?」
「高額な自費治療を無理に勧められないだろうか?」
こうした患者さまの不安を一つひとつ解消し、「人を見て、口を見て、歯を見る」という診療姿勢を大切に、皆さま一人ひとりに合った最善の治療を、対話を通じて一緒に見つけていきます。
不安を解消するためのファーストステップ:応急処置を優先する理由
歯やお口にトラブルを抱えてご来院される患者さまは、強い痛みや違和感、見た目の問題など、様々な「不安」を抱えていらっしゃいます。
この「不安」こそが、治療に対する恐怖心を高める最大の要因です。
私たちはまず、この不安を和らげ、患者さまに「安心」していただくための配慮を徹底しています。
初診時の徹底した傾聴(ヒアリング)
まず、歯科医師や経験豊富なスタッフが時間をかけて「初診カウンセリング」を行います。
最も困っていることは何か
どこが痛いのか、いつから症状があるのか、見た目で気になる点はどこか。
治療に対する希望
治療期間、費用、通院回数、過去の治療経験、麻酔への恐怖心など。
患者さまの背景
お仕事の都合、ライフスタイル、全身疾患の有無など、お口の健康に影響するあらゆる情報を丁寧にお伺いします。
応急処置を最優先にする理由
もし、患者さまが「今すぐなんとかしてほしい」という痛みや強い不快感を抱えていらっしゃる場合は、詳細な検査やカウンセリングよりも先に、応急処置を優先して行います。
痛みのコントロール
鎮痛処置や炎症を抑える処置を行い、まずは患者さまの苦痛を取り除くことを最優先します。
「とりあえずの安心」を提供
患者さまの緊急性の高い症状が緩和されることで、「ここに任せて大丈夫だ」という安心感を少しでも早く感じていただけます。
私たちは、不安や痛みを抱えた状態で、冷静に治療方針を検討することは難しいと考えています。
まずは心身ともに落ち着いてから、じっくりと未来の治療について話し合う時間を設けることが、結果としてより良い治療につながると信じています。
「早く治療したい」というご要望にも柔軟に対応
仕事の都合でとにかく早く治したい
すぐに海外へ行く予定がある
そんなご要望のある方もいらっしゃるかと思います。
当院では、このような「とにかくスピードを優先したい」という切実なご希望がある場合は、そのお気持ちを最大限に尊重し、検査やカウンセリングの順序を柔軟に変更するなどして、できる限りご要望に沿えるよう努めます。
しかしその際も、なぜその治療を急ぐのか、急ぐことによるメリット・デメリットは何かを、必ず丁寧にご説明いたします。
納得と安心のための「見える化」された治療説明
「何をされているか分からない」という状況は、患者さまの不安を最も増幅させます。
当院では、患者さまにご自身のお口の状態と治療内容を深く理解していただくために、「見える化」された資料を使ったわかりやすい説明を徹底しています。
充実したカウンセリングツールを活用
治療のご説明には、視覚に訴えかける資料を積極的に用います。
口腔内写真・レントゲン画像
ご自身のお口の中や、歯の内部、根の状態を画面に映し出し、現状を分かりやすくご説明します。
模型(デンタル・マネキン)
虫歯や歯周病の進行メカニズム、根管治療、インプラントなどの治療の流れを、立体の模型を使ってご説明します。
3Dアニメーションを用いた治療説明ソフト
複雑な治療(インプラント、根管治療など)の仕組みや術後のイメージを、アニメーションで動的に分かりやすくお伝えします。
口腔内スキャナーによるデジタルカウンセリング
当院では、最新の口腔内スキャナーを導入しています。
これは、お口の中に小さなカメラを入れて光を当てるだけで、歯型をデジタルデータとして瞬時に採得できる機器です。
即時性の高いデータ共有
採得した3Dデータは、すぐに診療台のモニターに表示し、患者さまと一緒に確認できます。
治療計画のシミュレーション
歯並びや咬み合わせの状態を立体的に把握し、「もしこの歯をこのように治したらどうなるか」といった治療後のイメージを共有しながら、治療計画をより分かりやすくお伝えすることが可能です。
不快感の軽減
従来の粘土のような型取り材(印象材)を使用しないため、嘔吐反射のある方や、型取りが苦手な方にとって、大きな負担軽減につながります。
これらのデジタルデータを活用することで、「歯医者さんが何を言っているのか分からない」という状態を防ぎ、患者さまご自身が「私の口の状態は今こうなっていて、これからこういう治療を受けるのだ」と主体的に理解・納得できるカウンセリングを目指します。
まとめ:台原みなも歯科クリニックは「安心」を提供する場所
台原みなも歯科クリニックの診療は、カウンセリングから始まり、カウンセリングで完結すると言っても過言ではありません。
私たちが目指すのは、地域の皆さまにとって、「通いやすく、信頼できる、そして心から安心して治療を受けられる場所」であることです。
不安の解消
初診時の丁寧なヒアリングと、痛みを取り除く応急処置を優先します。
対話の重視
「人を見て、口を見て、歯を見る」という姿勢で、患者さまの背景を含めた最適な治療計画を一緒に考えます。
納得の治療
CT、口腔内スキャナー、3Dアニメーションなど、「見える化」された資料を用いて、不安を残さない説明を徹底します。
患者さまの背景を配慮
お仕事の都合、ライフスタイル、全身疾患の有無などの背景を配慮し、当院でできる最高のパフォーマンスを提供します。
お口の健康は、人生の質(QOL)に深く関わる大切な問題です。
お一人で悩まず、どうぞ私たちにご相談ください。

